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日蓮宗 興栄山

善 龍 寺ぜんりゅうじ

走大黒天はしりだいこくてん 健康増進の神様

明るい笑顔で財福を授けてくれる大黒さまのルーツを訪ねると、もとはインドの神さまで、摩訶迦羅(マハーカーラ)と呼ばれている三面六臂の恐ろしい神さまでした。大黒さまは、インドでは闘いの神として尊ばれ、中国に渡ると食物の神として台所に祀られます。そして日本では農業の神としても信仰されて、やがて七福神の代表格ともなりました。

当山の大黒さまの由来は、元禄13年に第10世の円実院日真上人が、疲弊した諸堂の再建に苦心していた折、日真上人の夢に大黒さまが現れたので、解体した本堂の跡を捜したところ、米俵に乗って右足を前に出した大黒さまを感得した、といわれています。日真上人は、この大黒さまをそのお姿から「走(はしり)大黒尊天」とお呼びして、一心に祈念したところ、無事に諸堂の再建を果たすことが出来た、と伝えられています。

「走り回って福を授ける」という功徳を広く世間に授けようと、昭和41年に「興栄走大黒会」が結成されて、甲子参りと大祭が挙行され、多くの講員・信者が信仰するところとなりました。

お寺の詳細・見取り図

善龍寺について

室町時代の長享2年(1488)本妙院日英上人開基。

池上両本山の長興山妙本寺(鎌倉)と長栄山本門寺(池上)の2字を取って興栄山と山号を付ける。

滝山城下、八王子城下と移転し天正19年に池上本門寺十二世仏乗院日惺上人の尽力によって現在地本郷村に移り寺観を調える。

江戸期には国定忠治の子分清水のガン鉄が寺男として寄住していた等のエピソードがある。現住職は三十三世となる。

境内に増田蔵六の門弟が建てた碑「増田蔵六小伝」また「浄行菩薩堂」本堂内に八王子七福神「走大黒天」を安置。

増田蔵六の木剣展示。

初春にはしだれ桜が美しい。

※お手洗い有

年中行事

1月1~3日 初詣三ヶ日祈願会
1月上旬 開運走大黒天大祭
7月9日 盂蘭盆 施餓鬼会
7月土用の丑 ご祈祷会
10月10日 宗祖御入滅御会式
11月1日 浄行堂ご祈祷大祭
12月冬至 星祭ご祈祷会

月行事

浄行菩薩お参り日:毎月1日午前10時
鬼子母尊神お参り日:毎月18日午前10時
走大黒天お参り日:甲子日午後1時
月例信行会:毎月第3日曜日午後3時
写経会:毎月第4日曜日午後3時

善龍寺山門(入口)

山門より直接お入りください。境内が駐車場になります。

〒192-0051
東京都八王子市元本郷町1-1-9

TEL : 042-622-4338
FAX : 042-627-7227

電話受付時間
午前8:00〜午後18:00まで

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